いわゆる、代替療法において使われる心理学のテクニック。
あるいはよく使われる手法。

・権威に訴える
いわゆる代替療法においては、医学白紙や某研究所というのが出て来る。
もちろん、それらの研究所は真っ当な代物ではない可能性がある。


・体験談に訴える
基本的に、証言だけでは治療法への疑いは取り除けない。
いくら奇跡的な証言が集まっても、それだけでは他の変数を取り除けないからだ。
統制された条件下での効果ではなければ、その療法が有益かどうかわからない。


・論文に訴える
臨床試験をやった、あるいは論文にある、という言い分がこれになる。
臨床試験のようなものは病院ならば出来るし、
論文も自前で書くことは可能である。
論文ならば、他の専門家の審査を経た「査読付き投稿論文」かどうかがポイントになる。
あるいは論文があるというのも嘘かもしれないが……
http://opac.ndl.go.jp/
なお、↑雑誌記事索引の検索から、
専門雑誌に投稿された論文について調べることが出来る。