人間の目というものは不思議なものです。
皆さんの網膜に目で見た像が映って、
物が見えているわけですが、
網膜に映る像は二次元なのです。
フィルムを想像してみてください。
しかし、人間の目には物は三次元に見えます。
フィルムだって、三次元では作られていません。
それがなぜ三次元に見えるのか、
それは勾配や物の配置、きめの細かさ、大気の濃度など
を手掛かりにして脳が処理をしているわけです。
ここにある立体絵は、これらの手掛りをうまく使い、
脳に二次元を、さらに三次元であるかのように処理をさせています。
http://psyco.jp/heliboy/fusigi/e/etai.html
こうした機能は後天的な部分もあり、
全くなじみのない物に対しては、
うまく遠近感を出したりが出来ません。
目が見える、といっても色々な機能があるということなのです。