心理学を学んで一番良かったのは、
いくら辻褄があってそうでも、
あるいは耳には心地よくても、
信用できない説がいかに多いか、
つまり直感と理性だけでは、
真実をとらえるには十分足りえない、
ということを知ることが出来たことです。
私が世界をあまり解釈しないのも、
そこに由来します。
私は少なくとも、心理学で誰かを解釈したり、
何かを説明付けたりすることはないでしょう。
そりゃ、フロイトとスキナーを同列には扱いませんが。
しかしスキナー流の説明が、
いかに科学的で正しくて……そして、つまらないか!
本当に人間を説明したければ、
スキナーとか比較行動学とか社会心理学
説明をすればいいと考えたりします。
さもなければ、トランスパーソナル心理学で。
そうしてまずい理由は、ないと思います。