情緒不安定だ。恐らく。
彼女との再会が影響を与えているのだろうか?
多分、そうだろう。
相変わらず彼女は特別な存在だった。
親友ではあるが、彼女は酷な人なのだ。
私の欠点、失敗を忘れることは決してない。
常にそれを肴にする。傷口に塩を塗りこんでおくことを逃さない。
正直に言えば、それを苦々しくも思っている。
だが、しょうがない――
20歳を越えてまで、ぬるま湯に漬かっている訳にはいかない。
彼女は正しいのだろう。
しかし、この彼女の言動が私を不安定にさせているのも、また確かだ。


彼女は頭の回転も早いし、そこそこ可愛い。
同年代で彼女以上の人は見つからないだろう。
この人からは多くを学んだ。
特に人間の恐ろしさについて。
彼女は間違いなく親友だが、恐ろしい。そう思うのだ。

悪魔が来りて笛を吹く』を鑑賞。
実のところ映画じゃなくてドラマなんだけどさ。
最近のミステリーにはない、ミステリーホラーでしたとさ。
テンポも役者も良かったしこれくらいなら満足満足。
犯人の演技にも、狂気と哀愁が感じられて良し。
何より音楽も、このミステリーにはぴったりだった。
ていうか、本人この人ってさっぱりわからんかった。
俺ってミステリー向いてないな。

パイレーツオブカリビアンのデットマンズを観賞。
一作目に比べるとちょい地味なのは否めない。
しかも一作目をよく見ないと意味がわからない仕様になっている。
とはいえ、そつなくまとまっているのは確か。
あまりにも見事な引きなので、3作目を見ないと評価は難しいかな……。
星は☆☆☆というところか。